真珠とひとことで言ってもさまざまな種類があります。
まずは、真珠の作られ方によるわけ方です。
天然真珠と養殖真珠と人造真珠があります。
天然真珠とは、人の手を加えずに貝の体の中に自然にできる真珠のことを言います。
天然真珠は非常にまれで、貴重なものとなります。
養殖真珠は、真珠を作るために人が貝を育て、貝の体内に真珠の核となるものを注入して作られる真珠のことです。
昔は、養殖真珠は天然真珠と比べると小さくて質が劣っていましたが、養殖真珠の技術が向上し、天然真珠と遜色
のない真珠が大量生産できるようになりました。
人造真珠は、いわゆるイミテーションのことで、厳密には真珠ではありません。
マジョリカパールやカイパールなどと呼ばれるものがあり、現在では製造技法が進んで色艶すぐれた高級品も製造
されています。
また、真珠の産地や貝の種類によっても真珠の種類が分かれています。
あこや真珠、黒蝶貝真珠、南洋真珠、マベ真珠、淡水真珠などです。
あこや真珠とは、和珠とも呼ばれており、真珠と聞けばこの真珠を思い浮かべるくらい代表的な真珠です。
あこや真珠の母貝は手のひらくらいの大きさであり、真珠自体も約2ミリ~約10ミリとあまり大きくありません。
黒蝶貝真珠とは、南洋の黒蝶貝から生まれる真珠です。
黒もしくは深い緑、深いグレーなどの色が特徴の真珠となります。
黒蝶貝真珠の中でも特に人気のあるものは、ピーコックグリーンと呼ばれる深い緑に赤い反射のある真珠です。
南洋真珠とは、白蝶貝真珠とも呼ばれ、オーストラリアやミャンマー、インドネシア、フィリピンなどで産出され
る真珠です。
大きな真珠の養殖が可能で、10ミリ以上のものもあり、高価な真珠です。
マベ真珠とは、マベ貝に作られる真珠のことで、美しいレインボーカラーが特徴です。
形も半円形やハート型など、面白い形のものができます。
淡水真珠とは、その名前のとおり、淡水に生息する貝にできる真珠のことです。
イケチョウガイやカラス貝などにできます。
日本では琵琶湖での養殖がなされています。色はオレンジや紫など、多種多様なものがあり、形も楕円やドロップ
型など、面白い形のものが多いです。